石川県金沢市にある国立工芸館では、2023年3月21日(火・祝)から同年6月11日にかけて、企画展『ポケモン×工芸展─美とわざの大発見─』を開催。1996年のシリーズ初作品の発売以降、世界中で高い人気を誇るポケモンのモンスターたちが、工芸品になって登場する展覧会です。
土・草・水・炎といったポケモンのタイプは、工芸品を作るときに欠かせないものでもあります。ポケモンと工芸を組み合わせると、どのような「かがく反応」が起きるでしょうか。掛け算することで、ポケモンも工芸品も、より魅力的に見えるかもしれません。
人間国宝の作品も!ポケモンが工芸品になって登場
本展覧会では、人間国宝から若手アーティストまで、20名の作家の作品が登場します。黄金に輝くサンダースの像、ブラッキーの帯留め・ブローチ、葉っぱの陰で羽を休めるアゲハントなど、テーマになっているポケモンは様々です。
なかには、着物の柄にポケモンを取り入れている作品も。どこにどんなキャラクターがいるか、目を凝らして探してみましょう。リザードンとツボを一体化させたユニークな作品もあり、見ごたえのあるラインナップです。
ポケモン好きも、工芸品好きも楽しめる章構成
本展覧会は、「1.すがた~迫る!~」「2.ものがたり~浸る!~」「3.くらし~愛でる!~」の3章で構成されています。第1章では、ポケモンのフォルム・毛並み・しぐさなどをリアルに表現した作品を主に展示。ポケモンの世界に、来館者を引き込みます。
第2章では、工芸品がポケモンの世界に挑んだ作品を紹介。それぞれの作品がどのようにポケモンの世界を組み込んでいるか、考察を楽しめます。第3章では、着物や壺といった工芸品にポケモンが挑戦!ポケモンが工芸品に馴染み、工芸品の新たな魅力を伝える作品が登場します。
展覧会情報
会期 | 2023年3月21日(火・祝)~2023年6月11日(日) |
会場 | 国立工芸館 〒920-0963 石川県金沢市出羽町3-2 |
開館時間 | 9:30~17:30 ※入館は閉館の30分前まで |
休館日 | 毎週月曜日、2023年5月14日(日) ※ただし2023年5月1日(月)は開館 |
入館料 | 一般900円、大学生500円、高校生300円、中学生以下無料 ※20名以上の来館で団体料金を適用 ※10名以上で来館する場合は事前に国立工芸館への連絡が必要 |
公式サイト | https://kogei.pokemon.co.jp/ |