大阪中之島美術館 大阪の日本画

大阪市北区にある大阪中之島美術館では、2023年1月21日（土）から同年4月2日（日）にかけて、展覧会『大阪の日本画』を開催。本展覧会は、昨年2月にオープンした大阪中之島美術館の、開館1周年を記念する特別展です。明治から昭和にかけて大阪で制作された日本画の作品を、約150点展示します。

本展覧会は、大阪中之島美術館がオープンして初めての日本画展でもあります。商工業都市として発達し、東京都も京都とも異なる文化圏を形成した大阪の美術を堪能しましょう。

出品作家は総勢50名以上｜在りし日の大阪を振り返る

本展覧会では、総勢50名以上の作家の作品を、約150点展示します。人物画や浮世絵を制作した北野恒富、女性日本画家の先駆けとなった島成園、大阪の文化をモチーフにした作品を多数残した菅楯彦など、登場する画家はとても個性豊かです。

展示室内の章構成は、人物、文化、新たな山水画、女性画家の活躍など、画面に描いているものや、時代の流れに分かれています。ジャンルや時代背景ごとに作品をじっくりと鑑賞し、現在の大阪に至るまでの街の文化を体感することが可能です。

音声ナビゲーターは六代目片岡愛之助さんがご担当

本展覧会の音声ナビゲーターは、歌舞伎俳優の六代目片岡愛之助さんがご担当されます。片岡愛之助さんは、大阪府堺市出身です。1981年に京都の南座で初舞台を踏み、現在は上方歌舞伎の継承に加え、新作歌舞伎やドラマ、映画への挑戦を続けています。

音声ガイド機器は、会場で機材を借りるだけでなく、アプリ「聴く美術」をダウンロードして、自身のスマホから聴くことも可能です。

展覧会概要