和歌山県和歌山市にある和歌山県立近代美術館では、2026年05月30日(土)から同年7月20日(月)にかけて、展覧会「下村観山展」を開催。下村観山は、1873年に現在の和歌山市に、紀州藩に代々仕える能楽師の家の三男として生まれました。

8歳のときに一家で東京へ移住して、祖父の友人に絵を習うようになります。1889年には東京美術学校(現在の東京藝術大学)に入学し、その後は画業を深め、1917年からは帝室技芸員としても活躍しました。本展は、西日本で45年ぶりに開催される回顧展です。

2部構成で観山の画業を振り返る|社会との関係まで深く読み解く展示内容

下村観山は、狩野派や琳派などの日本の伝統的な絵画技法に、西洋絵画の写実性や空気遠近法を融合させ、幻想的な世界観の作品を制作しました。日本画の華やかな装飾性と、西洋画の柔らかい空気感が共存する作風が見どころです。

本展では、下村観山の画業と生涯を振り返る第1部と、社会への影響や関りまで深掘りする第2部の2部構成で作品を展示します。主な展示作品は、草むらの中に1匹の狐が佇む様子を描いた『白虎』、傘をさしながら道を歩く人を描いた『春雨』、鮮やかな紅葉の様子を描いた『楓』などです。

2026年7月11日(土)には学芸員によるフロアレクチャーを実施

和歌山県立近代美術館では本展の開催に際し、2026年7月11日(土)に学芸員によるフロアレクチャーを実施します。フロアレクチャーでは、学芸員が作品の意図や見どころを直接解説します。

フロアレクチャーの時刻は14時~15時です。本展の観覧券をお持ちの方であれば、どなたでも参加できます。作品への理解を深めながら鑑賞を楽しめるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

展覧会情報

会期:2026年05月30日(土)~2026年7月20日(月)

会場:〒640-8137 和歌山県和歌山市吹上1-4-14

和歌山県立近代美術館 1階展示室

開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

休館日:毎週月曜日

※2026年7月20日(月・海の日)は開館

入館料:一般1,500円、大学生1,000円、高校生以下・65歳以上は無料

※20名以上での来館で団体料金を適用

※障がい者手帳をお持ちの方は無料

公式サイト:https://www.momaw.jp/exhibit/kanzan2026/