奈良県奈良市にある奈良県立美術館では、2026年9月19日(土)から同年11月15日(日)にかけて、特別展「時代を越えて~日本画のゆくえ 特集展示:近代奈良の日本画家 庄田鶴友と植中直斎」を開催。

日本画は、西洋の油彩画と日本の伝統的な絵画を区別するため、明治時代以降に生まれた名称です。本展では奈良県ゆかりの日本画家である庄田鶴友と植中直斎の特集も行いつつ、近代日本画の優品を紹介します。

日本画の歴史・感性・美意識に触れられる作品を展示

日本画は古くから膠・岩絵具・墨などの伝統的な画材を用いながら制作されており、明治時代以降は西洋の技術を取り入れながら発展してきました。庄田鶴友と植中直斎はいずれも近代日本画の作家で、庄田鶴友は風景画、植中直斎は人物画を得意としてきました。

本展では着物を着た2人の女性がささやくように話をしている様子を描いた『春宵』、庄田鶴友の『月四題』のうち渓谷の底から月が出ている夜空を見上げるような風景画「夏渓残月図」、植中直斎が制作した『堀川夜襲』などを展示します。

展覧会の開催に合わせて講演会と美術講座を開催

奈良県立美術館では、本展の開催に合わせて講演会と美術講座を実施します。講演会では日本画家・インド美術研究家の畠中光享が登壇し、「日本画って何でしょう-日本画の魅力と可能性-」をテーマにした講演を行います。日時は10月4日(日)の14時から15時30分、定員は60名です(13時30分開場・当日先着順)。

美術講座は、11月1日(日)の14時から15時に、「近代奈良の日本画家 庄田鶴友と植中直斎」をテーマに行われます。定員は、こちらも60名(13時30分開場・当日先着順)です。展示への理解を深められる機会なので、興味がある方はぜひ参加してみてください。

展覧会情報

会期:2026年9月19日(土)~2026年11月15日(日)

会場:〒630-8213 奈良県奈良市登大路町10-6

奈良県立美術館

開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日:2026年9月24日(木)・28日(月)、10月5日(月)・13日(火)・19日(月)

入館料:一般1,200円、大学生1,000円、小・中・高校生および18歳未満無料

※20名以上での来館で団体料金を適用

※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳(アプリを含む)をお持ちの方と介助の方1名は無料

公式サイト:https://www.pref.nara.lg.jp/n044/p105026.html