茨城県水戸市にあるクヴェレ美術館は、2026年2月14日(土)に開館した新しい美術館です。哲文化創造公益財団法人の理事長である福田三千男と、吉田石油前顧問の故・吉田光男が寄贈した絵画・工芸・シルクロード美術を主に収蔵しており、収蔵作品数は約630点にのぼります。

2026年2月14日(土)から同年7月5日(日)にかけては、展覧会「クヴェレ美術館 開館記念展Ⅰ Meet 美の交差点 近代日本画と東洋陶磁」を開催。美術館が開館して初めて行われる、記念すべき展覧会です。

【絵画】茨城ゆかりの作家による近代日本画を展示

本展では、主に絵画と東洋磁器を展示します。絵画は、茨城県にゆかりのある作家による近代日本画が登場。牛久出身の小川芋銭が制作した『河伯安住所』は、木の幹にカッパが座って休んでいる様子を描いた作品です。水戸で生まれた横山大観による『放鶴』は、金色の屏風に鶴や松が描かれており、開館記念の展覧会にふさわしい作品と言えるでしょう。

ほかにも、クヴェレ美術館が所蔵する近代日本画のコレクションから、速水御舟の『芙蓉風花』や、雪が降るなか傘をさす女性を描いた『雪』なども展示されます。

【東洋陶磁】吉田氏のエッセイを交えながら魅力的な作品を紹介

吉田氏は、自身が集めた作品をテーマにしたエッセイを残しました。本展で紹介する東洋陶磁は、吉田氏が作ったエッセイも交えながら展示します。主な展示作品は、信楽大甕の銘「不忍」、宝相華文が描かれた塼(せん/レンガや瓦のようなもの)、唐で作られた武人の人形などです。

小ぶりなものが多いのが、吉田氏のコレクションの特徴のひとつ。エッセイを読んで吉田氏の想いを感じながら、作品の鑑賞を楽しんでみてください。

展覧会情報

会期:2026年2月14日(土)~2026年7月5日(日)

会場:〒310-0026 茨城県水戸市泉町3丁目2-3

クヴェレ美術館

開館時間:10:30~17:30

※毎週金曜日は19:00まで開館

※いずれも最終入館は閉館30分前まで

休館日:毎週月曜日、毎月第2火曜日、2026年2月24日(火)・4月23日(木)~4月27日(月)、5月7日(木)

※2月23日(月)、5月4日(月)は開館

入館料:一般・大学生700円、高校生以下無料

公式サイト:https://tap-mito.jp/museum/exhibition/archives/49