東京都渋谷区にある山種美術館では、2024年9月29日（日）から同年12月8日（日）にかけて、特別展『没後50年記念 福田平八郎×琳派』を開催。福田平八郎は、大分県出身の日本画家です。1974年に亡くなり、2024年で没後50年を迎えます。
本展覧会では福田平八郎の没後50年を機に、作品の制作において影響を与えたとされる琳派との関わりに焦点を当てた展示を実施します。
福田平八郎の初期から晩年までの作品を網羅的に展示
本展覧会は3章で構成されており、第1章では福田平八郎の初期から晩年までの作品を網羅的に展示します。赤と桃色の花びらが美しい『牡丹』や、晩年に描かれた『鯉』など、全26点が登場予定です。
第2章は「琳派の世界」と題し、俵屋宗達や酒井抱一といった江戸時代の琳派の画家の作品を展示します。第3章では、近現代の日本画で見られる琳派の特徴に着目。作品の鑑賞を通して、琳派が福田平八郎や後世の日本画家に与えた影響を感じられる展覧会です。
芸術の秋をもっと楽しもう！他の美術館との相互割引サービスを実施
山種美術館では、太田記念美術館と戸栗美術館との相互割引サービスを実施しています。いずれか一方のチケットを受付で提示すると、入館料の100円割引を受けることが可能です。ただし他の割引との併用はできず、オンラインチケットは割引対象外な点には注意しましょう。
山種美術館で『没後50年記念 福田平八郎×琳派』を行っている間、太田記念美術館では『広重ブルー』、戸栗美術館では『古陶磁にあらわれる「人間模様」展』を開催しています。相互割引サービスを活用し、芸術の秋をより楽しんでみてください。
展覧会概要
会期：2024年9月29日（日）～2024年12月8日（日）
会場：〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36
山種美術館
開館時間：10:00～17:00（入館は16:30まで）
休館日：毎週月曜日
※2024年10月14日（月・祝）と11月4日（月・振休）は開館し、翌火曜日を休館日とする
入館料：一般1,400円、大学生・高校生1,100円、中学生以下無料
※中学生以下は付添人の同伴が必要
※障がい者手帳・被爆者健康手帳を提示した方と付添人1人まで割引料金を適用
※着物で来館した方は一般料金から200円引き