大阪市北区にある大阪中之島美術館では、2024年12月21日(土)から2025年2月24日(月・祝)にかけて、展覧会『歌川国芳展 ―奇才絵師の魔力』を開催。歌川国芳は、江戸時代末期に活躍した浮世絵師です。
歌川国芳の浮世絵の特徴は、躍動感のある表現や大胆な構図、独創的な表現手法など。奇想天外な発想力が魅力で、現在も国内外で高く評価されています。本展は歌川国芳が制作した多数の浮世絵作品を展示する展覧会です。
展示点数約400点の大規模展覧会!歌川国芳の世界を余すことなく堪能できる
本展は、展示点数が約400点もある大規模な展覧会です。「武者絵・説話」「役者絵」「美人画」などテーマごとに7つの章に分けて浮世絵を展示するパートと、歌川国芳肉筆の絵を展示するパートで構成されています。
力強さを感じる表現が印象的な『国芳もやう正札附現金男 野晒悟助』、源義経の都落ちをテーマにした『吉野山合戦』などが注目作品です。また、風刺を潜ませたり、動物や道具を擬人化したりした戯画も見どころのひとつ。
歌川国芳が作品を制作していた時代の情報や資料の展示もあり、歌川国芳への理解を広く深められる展示内容です。
歌川国芳の作品をモチーフにしたグッズが登場
大阪中之島美術館では本展の開催に合わせ、歌川国芳の作品をモチーフにしたグッズが登場します。『猫飼好五十三疋』に登場する猫を取り入れたアクリルチャームや、『猫の当字 ふぐ』をイメージしたモビールなど、猫をテーマにしたグッズが充実しています。
展覧会概要
会期:2024年12月21日(土)~2025年2月24日(月・祝)
※前期:2024年12月21日(土)~2025年1月19日(日)
※後期:2025年1月21日(火)~2025年2月24日(月・祝)
会場:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-3-1
大阪中之島美術館 4階展示室
開館時間:10:00~17:00
※最終入場は16:30まで
休館日:毎週月曜日、2024年12月31日(火)、2025年1月1日(水・祝)、2025年1月14日(火)
※2025年1月13日(月・祝)、2025年2月24日(月・祝)は開館
入館料:一般1,800円、高大生1,500円、中高生500円
※当日券の料金です
※20名以上の団体での来館で割引料金を適用
※障がい者手帳等を提示すると、本人と付添人1名まで当日料金の半額