東京都港区にある泉屋博古館東京では、2022年4月のリニューアルオープンを記念して『リニューアルオープン記念展Ⅲ 古美術逍遙 ―東洋へのまなざし』を開催します。リニューアルオープン記念展の第3弾である本展では、中国絵画・日本絵画・仏教美術など東洋の作品を展示。古今東西から泉屋博古館東京が収集した、各分野を代表する美術品が集結します。完成したばかりの洗練された空間で、じっくりと作品を鑑賞しましょう。

3500件以上の収蔵品のなかから49件を厳選して展示

泉屋博古館東京には、3500件以上の作品が収蔵されています。そのなかから、テーマに則した作品49件を厳選。国宝2件と重要文化財10件を含んでおり、古美術における優品が一堂に会するのが本展の特色です。清から伝来した絵画『叭々鳥』や伊藤若冲作の『海棠目白図』、土佐日記の作者である平安時代の貴族・紀貫之が書いたと伝わる色紙などを展示します。展示作品数が49件と限られているため、1件1件をじっくりと鑑賞することが可能です。

関連イベントを多数開催予定

本展覧会では、展示内容に関連したイベントを多数開催予定です。10月以降は、講座や講演会、スライドトークなどを実施します。講座では、お香に関する文化について学ぶことが可能。当時のお香の楽しみ方やそれぞれの香木の香りを、実物を用いながら解説します。スライドトークはスライドショーを見ながら学芸員の解説を聴いて、より深く作品や展示内容への理解を深めるイベントです。ほかにもアコーディオンのミュージアムコンサートを開催予定。いずれのイベントも先着順のため、公式サイトから早めに予約しておくことをおすすめします。

展覧会概要

会期2022年9月10日(土)~2022年10月23日(日)
会場泉屋博古館東京
〒106-0032 東京都港区六本木1丁目5-1
開館時間11:00~18:00
※金曜日は11:00~19:00
※最終入館はいずれも閉館30分前まで
休館日月曜日
※祝日の場合は開館し、翌日を休館日とする
入館料一般1,000円、高大生600円、中学生以下無料
※20名以上で団体割引有効(一般800円、高大生500円)
※障がいがある方は障がい者手帳の提示で無料
公式サイトhttps://sen-oku.or.jp/tokyo/